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ガイソー池袋店

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雨漏りしやすい箇所と原因

2023.12.23

建物の雨漏りをしやすい箇所と原因について説明します。

雨漏りは本来建物にはあってはならないことですが、意外にも雨漏りに関する相談が多いのも実情です。
雨漏りは何故発生するのか
実際に建物のどのような箇所から雨水が入るのか、その具体的な箇所の説明をさせて頂きます。
まずは、建物はどのような部位で出来ているのでしょうか?
素材の分類として大きく分けると

・構造部材として
基礎、土台、柱、梁、床、壁

・付帯部材
バルコニー、アルミ笠木、庇、雨樋

・仕上げ部位材
外壁、窓サッシ、屋根、棟板金

・設備部位
排気口、給排水配管

上記の分類の中で直接外部から見えない構造部材は直接の原因になることはほとんどありません。
残りの仕上げ部材、付帯部材、設備部材が雨漏りをする箇所に大きく関係をしていることになります。



ではその可能性の高い箇所とは?
① 雨が直接当たる箇所
②雨が直接当たらないが流れる箇所
に分類されますが特に素材と素材の継ぎ目の部分からが多いでしょう。
逆に言えば継ぎ目以外の箇所からは雨漏りの可能性は低くなります。

では具体的に幾つかのような箇所を見てみましょう。
・屋根材
瓦、コロニヤル、棟板金など家全体の中では一番雨があたる箇所というより家から雨を防ぐ部位ですから当然かもしれません。
屋根構造の特長としては瓦材の下に防水シートが入っていて防水の二重構造になっており、どちらかの防水性能が劣ると雨水が入ります。

特に防水シートは直接太陽には当たりませんが熱や雨の浸み込みなどによる経年劣化により防水性能が低下します。

・壁材
モルタル塗り、サイディング、ALCパネル、コンクリート

屋根に比べると直接雨は当たりにくいですが、台風など横風を伴う雨の場合はかなり吹き込み濡れるでしょう。

・モルタル塗りやコンクリートの場合は
経年劣化や地震などの影響によりクラックが入り、0.2mm以上のクラックになるとモルタルの厚さ15~20mmを貫通し雨が染み込むと木部まで到達します。

また鉄筋コンクリートの場合は表面から20~30mm程度の内部に鉄筋が入っていますので、いずれの場合も水が染み込むと腐りやサビの原因になるので注意が必要です。

・サイディングやALCパネルの場合は材と材のジョイント(継ぎ目)にはシーリングという防水剤が充填してあり、パネルの伸縮やパネルのジョイントからの水の侵入を防いでいます。
この目地シーリング材が劣化し雨漏りの原因となることが意外と多いのです。
近年建てられている建物は材料も進化し耐久性の強いものが使われるように
なってきましたが、現在メンテナンスをする時期に来ている築10~15年以上経過している建物に使われていたシーリング材は箇所にもよりますが、5年程度で劣化します



外壁の状態がまだ良くても、ジョイント部の防水処理を先行して行った方が良い場合もあります。

・窓サッシも雨漏りをする危険性が高いです。
サッシ自体は突き合わせ部の水蜜性が保たれていればサッシそのものから雨水が入ることはありません
サッシ廻りのシーリング材の劣化による漏水はとても可能性としては高いです。

窓サッシは壁面より20mm程度出た状態で取り付いていますので、そのフチで受けた雨水が劣化したシーリング上を流れることになりシーリングの防水性能がなけれが雨水が建物に入ります。
またモルタル壁やコンクリート壁の場合にはサッシコーナー部からナナメにクラックが入っている場合が多く、そこからの漏水事例もありますので注意が必要です。

・付帯部
バルコニー、庇、アルミ笠木意外にもこの箇所を軽く考えてしまうことがあるので要注意です。

何故かと言うと、この箇所は水平面に近い勾配で納められているからです。
勾配がゆるいので雨が一時的に溜まったり、溜まりやすい状態にあるということです。
そして継ぎ目もありますから経年劣化による漏水が発生しやすいと言うことです。

特にアルミ笠木は手すり壁上部やパラペット上部に使われることが多く、壁内部は空間になっているので、漏水すると見た目には気がつかない状況で建物内に長期間吸い込まれる状態になり構造体の腐食となってしまいます。

・換気口、給排水管
この箇所が意外と見落としますのでご注意ください。
給排水管に関して言うと近年の建物は建物内に配管類を通す隠ぺい配管が多くなっていますが、古い建物はまだまだ露出配管が多く、当然配管は建物の内部に通っていますので、その付け根の処理が甘ければ雨水が建物に入ってしまいます。



排気口に関してはウエザーカバーやベンドキャップというカバーで排気口内に雨が吹き込まないようになっていますが、古いタイプはそのフードが浅い物があり、ダクト内部に雨が吹き込んでしまうことがあります。

ダクトのジョイント部から雨だれを起こすケースもまれにあるのですが、その場合の処理としては排気口より200mm程度の所の止水板を入れるかダクトそのものの勾配を外側に取ること改善が出来ます。

以上のように建物には必ず部材と部材の接続部があり、その周辺からの雨漏りのが多いのも事実ですが、しっかりとした処理をすることで心配することなく安心して快適に暮らすことが出来ます。
リフォームをする際には以上のように雨仕舞いのポイントをしっかりと見極めてから工事をすることをお勧めします。

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