屋上防水工事｜ガイソー池袋店

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施工事例

ウレタン防水通気緩衝工法（AVシート工法）

練馬区練馬区桜台N様　屋上防水工事

2023.01.13

練馬区桜台N様　屋上防水工事

BEFORE

AFTER

エリア	東京都練馬区
お客様	練馬区桜台N様　屋上防水工事
工事内容	屋上防水工事、外壁タイル補修、シーリング工事
工期	1か月
リフォーム費用	約270万円
仕様	ウレタン防水通気緩衝工法（AVシート工法）
築年数	約30年
坪数
施工	ガイソー池袋店

施工前の様子はこちら

屋上　施工前

表面にはところどころ防水層に浮いている部分があります。
下地の防水性能を維持する為ににも新たなウレタン防水層を塗ることをお勧めします。

ルーフバルコニー　施工前

施工前の屋上とルーフバルコニーです。下地のシートが経年劣化により浮いている部分があります。

施工中の様子はこちら

屋上　既存防水撤去

古くなった防水層をスクレーパーという専用工具でケレンしながら撤去します。
劣化した防水材を残すことなく全て撤去して、下地を完全に整えます。

ルーフバルコニー　既存防水撤去

ルーフバルコニーも劣化した防水材を残すことなく全て撤去して、下地を完全に整えます。

屋上　下地処理

防水層を撤去した部分の下地コンクリートをカチオンモルタルで下地を整えます。

ルーフバルコニー　下地処理

カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

入隅シーリング

入隅やタイル目地にシールを打ちます。
防水層の入隅シールは平場と立上りの緩衝効果と入隅防水施工の品質を保つ目的で打ちます。

屋上タイル目地シーリング

パラペットのタイル間の見次シールは斜壁上部の防水目的となります。

1階壁面タイル目地シーリング

外壁の打ち継ぎ目地のシールを打ち替えます。

ルーフバルコニータイル目地シーリング

外壁のルーフバルコニーのパラペットとタイル目地にもシールを打ち替えます。

プライマー塗り

防水層と孔あき脱気シートの密着性を高めるプライマーを塗ります。プライマーは次の工程の通気シートとウレタン防水材と下地の密着性を高めます。

通気シート貼り

プライマー塗りの上に孔あき通気気シートを貼りしっかりと転圧固定し接着させます。
通気シートは下地との緩衝効果もあります。

改修ドレン設置

改修用ドレンは、既設の劣化した鉄製ドレンの上にかぶせ設置をするバイパス装置です。
改修ドレンの鉛プレートはしっかりとあて木の上からハンマーで打撃して密着させます。

ステンレス脱気筒設置

通気シートの上に脱気筒のビス止め固定をします。
脱気筒は防水層下部と下地間の水分を換気する機能があります。

屋上　目止めウレタン塗布

通気シートの上に目止めウレタン主材塗り作業です。
平場表面を平らに均します。目止めウレタン専用材を使います。

ルーフバルコニー　目止めウレタン塗布

ルーフバルコーも同様に通気シートの上に目止めウレタン主材塗り作業で平場表面を滑らかにします。目止めウレタン専用材を使います。

立上り　補強クロス貼り

伸縮の影響を受けやすい立上りに補強クロスを貼ります。
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
しっかりと密着させることが大切になります。

パラペット天端　補強クロス貼り

パラペットの天端にも補強クロスを貼ります。
パラペットの天端や端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。

ウレタン　1層目塗布

ウレタン主材の1層目を塗ります。
立上りを塗ったら、屋上全体に2層目のウレタン防水主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。

ウレタン　2層目塗布

ウレタン主材の2層目を塗ります。防水塗膜は2回重ねで塗ります。
立上りを塗ったら、屋上全体に2層目のウレタン防水主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
1層目で１．５ｍｍ＋２層目で１．５ｍｍの計3ｍｍの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります

トップコート塗布

トップコートで防水層を保護して防水完了となります。
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。

屋上　施工後

トップコートの性能が失われると次に防水層の劣化が始まるのでとても防水工事にとってとても重要な最終工程となります。
ルーフバルコニーも同じ方法で完成しています。

アンテナ固定金具　撤去

いらなくなったアンテナ固定金具をきれいに撤去します

アンテナ固定金具撤去後のタイル貼り

固定金具をきれいに撤去したら下地モルタルを塗りタイル貼り補修をします

アンテナ固定金具部　タイル貼り補修

撤去した跡にタイルを貼ったら目地埋め補修します。
打ち継ぎ目地部はシーリング打ちとします。

アンテナ固定金具部　タイル貼り目地埋め

タイルを貼ったら目地埋め補修します。

調査結果と報告書を提出

【調査結果を報告書として提出について】
建物診断の結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、外壁屋根を40項目に及ぶ箇所を調査し報告書と状況写真をご提出します。
建物の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性を判断できます。

工事完了報告書を提出

【工事完了報告書を提出について】
お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

担当者より

既存ウレタン防水及び下地のシート防水が経年劣化により浮きや剥離が発生しています。
脆弱部撤去及び補修を行い、新規にウレタン防水通気緩衝工法（孔あきシート工法）で施工を行いました。改修用ドレンと脱気筒も設置しました。
また下階のルーフも同様の工法にて施工し、パラペット周りのタイル取り合い部にシーリング目地の打ち替えや部分タイル貼り替えも行い防水性能を高めました。

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